猫と音楽と経済と政治のブログ

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コロナウィルス第二波は恐れる必要なし

伝染病ウィルスは何故弱毒化していくのか?


実はこれはウィルスの進化原則に則った当然の現象。


ウィルスのような単純な生物類似物は遺伝子を変化させることで環境対応の進化をしてゆくが、遺伝子の変異は特別何かをしなくても10万回に1回の割合で増殖の際に遺伝子配列に変異が生じる。単純なコピーミスだが、これが進化の原動力となる。その変異が有用なものなら、その変異種はより多く増殖してやがてその種の中心となり、無意味または有害な変異ならその変異種が広がることはない。


抗生物質耐性菌はこのようにして生まれる。


抗生物質によって99%の細菌は死ぬが、残りの1%の死ななかった細菌の中にごく稀に抗生物質を栄養にしてしまう遺伝子改変が発生する。その改変が発生した細菌はもう抗生物質では死なないから、それまでの同種細菌の遺伝子は抗生物質で駆逐され、変異した同種だけが増殖してゆく。こうして耐性菌が生まれる。


病原性の強いウィルスも同じメカニズムで弱毒化する。宿主を殺してしまうウィルスは宿主を死に至らしめた時点で、それ以上の感染機会を失う。通常、ウィルス疾患で死に至る場合、宿主の症状が重篤化した時点で宿主の活動性は失われ、その点からも感染機会は激減する。だが毒性が弱く宿主を殺さないウィルスは宿主の免疫がウィルスに勝つまでは、宿主が活動を続け、感染機会が常にある。


こうした弱毒化は10万回に1回のアトランダムなコピーミスによって生じるが、ウィルスの増殖速度は細菌の比ではないのでより早く10万回の増殖に達する。


ウィルスにとって最も都合の良い増殖戦略は宿主を殺さずに感染してゆくことだが、これはウィルスがこの戦略を採用してるのではなく、適者生存の進化原則・自然淘汰により、強毒性の同種ウィルスより弱毒性のものが、より感染機会に恵まれることから来る当然の帰結である。


このような生物進化の原則、自然法則から病原性のウィルスの第二波流行は第一波より弱毒化する。


飛沫感染以外見受けられず感染力が弱い、また致死率も極めて低いコロナウィルスの第二波は気にする必要もないはずだが、マスコミの報道は自然法則を無視して「第二波が〜第二波が〜」と恐怖を煽る報道を続けている。


もし第二波が強毒化してるなら、ウィルスの人為的改変を疑う必要があるだろう。